交流会(1)

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20日、21日、22日、島の盲難聴の人のお友達で全盲ろうの女の人と、その通訳として視覚障がいの男の人が東京からやってきた。その人は40代で突然に全盲ろうになった人だ。島には何回か来られたことがあり(サークルの人達が出会ったのは2年前)今回、大阪で全国大会があり、そのついでに島に来られた。

島は観光地なので観光する場所はたくさんあるが、まだまだとても暑く、全く見えない、全く聞こえない人とサークルの人達との2日間の交流(サークルには盲難聴の人とろう弱視の人達もいる)はどのようにすればよいか頭を悩ませた。

今回、1日目と2日目を2回に分けて書こうと思う。

1日目はソーメン流しをしている所に行き、賑やかにソーメンを食べた。その後、ピカピカのお土産屋さんに行かないで、狭いお土産屋さんに行き、すももソフトクリームを食べ、買い物。そして、干潮になれば砂浜が現れ、歩いて渡ることのできる近くの島に歩いて渡った。4つの島に渡ることができるが1つ目の島に歩いて渡った。21日は丁度、潮の引いている時間帯だった。海は少し風もあり気持ちが良かった。若い女の子達は海の中に入って行った。通訳として同行している視覚障がいの男の人は最初、女の子達が誘っても海に足を入れることに抵抗を感じているようだったが、そのうち靴を脱ぎ、ソックスを脱ぎ、女の子に手を引かれながら、一歩、一歩、踏み締めながら、少しへっぴり腰で海に入って行った。どんな感触だったかな?ちなみにこの砂浜はエンジェルロードというすてきな呼び名がついている。潮が満ってくると海になってしまう。

夜はみんなで会食をした。

この日は、12人だったが、3台の車のうち、1台は社協の車で、運転は社協の事務局長自らだった。事務局長は手話も指点字も全くできないが、全盲ろうの方の手のひらに手書き文字を書き、一生懸命コミュニケーションをはかっていた。

その事務局長が、夜の会食の時、私の所に来てこう言った。

「今日1日、若い女の子3人をみていたけれど、3人が自然なかたちで介助できていたがどうしてでしょうね。すごく不思議です。押しつけのようなところを全く感じない」と。

事務局長が私にそんな話をしている時、私の目の前で視覚障がいの人と真剣に話し込んでいる女の子、聴覚障がいの人と大声で笑いながら゛あっちむけほい″をしている女の子、みんな、とてもいい笑顔だ。

私は嬉しかった。この子達を誇りに思った。塾でよく語り合ったことを思いだした。

このままよごれずに、優しい心を持ち続けて欲しいと……

翌日は、皆でうどん作りだ。この様子は次に書きたいと思う。

(写真は1つ目の島に向かって砂浜を歩いているところ)

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この記事へのコメント

  • msn1917

    こんにちは。新着から入りました。私も何とか皆さんを驚かせようとブログを作っています。うちにもどうぞお越しください。
    2006年08月24日 12:55
  • 大久保

    やはり若いということは、それだけ頭も感性も柔軟なんですよね。例えこちらが懸命に発信していても、受信する側のアンテナが歪んでいたら、なにも伝わりませんからね…。私は常々学生さんには学校の勉強だけではなく、いろいろな人の講演会を聴きに行ったり、本を読んだりして、自分の心や感性を磨いてほしいと思っているのですが、いまの学生さんはバイトやサークルなどでいろいろと忙しいですからね。まあ、それもいましか出来ないことではあるのですが…。私の周りの学生さんを見ていますと、真面目なんですが、ものを考えることが苦手で、誰かの指示がなければ動けない子が多いように思います。やまんばさんは、よい子たちに恵まれていますね。
    2006年08月24日 14:29
  • kyoukotan1951

    若い子は本当にすばらしいと思います。
    今、ゆとり教育などと言われていますが、あれは嘘ですね。生徒をみていると以前よりも部活、テストなどにいつも追われ気持ちにゆとりは全くないように思えます。私は塾で数学は教えますが、それ以外に伝えたいことをゆっくり伝え、話し合うことのできるのは、主に部活をしていなく、時間にゆとりのある生徒に対してです。皆いい子達だけに、今の時期に心を磨く時間があればなと思っています。私も本を読むように言うのですが、ある生徒は時間がないから活字が大きく、短時間に読むことの出来る本を...と言うのを聞き、とてもガッカリしました。今は勉強ができても想像力、創造力、自主性に乏しい子が多いですね。時間にゆとりの無い子達には塾の時間にちょこ、ちょこ、気がついたことは言うようにしていますが...塾の時間に、おかまいなしに私の家に障がいのある人、お年よりが出入りして下さっているのが大きな宝です。子供達は何かを学んでいるようです。
    2006年08月25日 08:41
  •  あなたの教え子たちが、この交流会に参加していて、その子たちをあなたが誇りに思っているのですね。ほんとうに教育者冥利につきるのではないでしょうか。わたくしも教育の経験があるのですが、そう思えるようなときは、あまり多くはありませんでした。そのような教育をあなたがごく自然に実行されているような感じがあり、驚きです。お年寄りや障がい者の人たちが、果す役割が大きいのでしょうか。あなたのブログを見ていて、いつも考えさせられます。
    2006年08月25日 22:57
  • kyoukotan1951

    私は高校生が卒業すればこの島を出て行くしかない現実がとても寂しいです。できれば島に残って欲しいという気持ちで一杯です。でも、都会にでて、たくさんのことを学び、大きく成長してもらわなくては.....
    都会で学んだことは私に教えてよ、と頼んでいます。
    2006年08月26日 08:16

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